白・透明はなぜ禁止?アメフト用マウスピースの最新規定と正しい選び方
市販の熱可塑性マウスピース(ボイル&バイト)を購入した場合、最初のフィッティング作業がギアの性能を100%引き出せるかを左右します。適当にお湯へ浸けて噛むだけでは、厚みが不均一になったり噛みちぎれたりして使い物にならなくなります。失敗を防ぐ確実なステップをマスターしてください。
【成形に必要な道具】
・マウスピース本体
・お湯(70〜80℃程度 ※熱湯は変形しすぎるため厳禁)
・冷水を入れたボウル
・タイマー、割り箸またはトング、鏡
【正しい成形の手順】
1. お湯に浸す:沸騰させたお湯を少し冷まし(約70〜80℃)、マウスピース全体をお湯に浸けます。メーカー指定の時間(通常30秒〜60秒)をタイマーで厳密に計測します。
2. 引き上げと温度確認:トングなどで取り出し、軽く水気を切ってから指先で温度を確かめます(火傷に十分注意してください)。
3. 上の歯列へ装着:鏡を見ながら上の歯の中央にマウスピースのセンターを合わせ、前歯から奥歯にかけて均等に押し当てます。
4. 指と舌で密着させる:唇の上から指で前歯と歯茎を強く押し付け、同時に口の中から舌を使ってマウスピースの内壁を歯の裏側に強く押し付けます。
5. 口の中を真空状態にして吸い込む:軽く上下の歯を噛み合わせつつ(強く噛み締めすぎると底が破れるため注意)、口の中の空気と水分を強く吸い込んで陰圧を作り、歯型をしっかりと密着させます(約30秒〜45秒維持)。
6. 冷水で急冷して固定:口から慎重に取り出し、用意しておいた冷水ボウルに投入して2分以上冷やし、形状を完全に硬化させます。
冷水から取り出した後、上の歯に装着して口を開けても自然に落ちてこなければ成形は大成功です。もしグラつく場合は、再度お湯に浸けてリフィット(再成形)を試みてください。