新幹線の感染リスクは?富岳検証とプロが明かす安全な座席選び

新幹線の感染リスクは?富岳検証とプロが明かす安全な座席選びについて押さえておきたい 事実を厳選して解説いたします。

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新幹線の車内は「密閉された箱」ではない。むしろ、一般的なオフィスビルを遥かに凌ぐ頻度で換気が行われている。

鉄道旅客輸送業を牽引するJR東海(東海旅客鉄道株式会社)などの運行データによると、東海道新幹線(N700S系車両換気システム)をはじめとする主力車両では、走行中に車外の新鮮な空気を常時取り込み、車内の空気を約6〜8分で完全に新しい空気へと入れ替えている。吸気口から取り込まれた外気は空調装置を経て天井から吹き出し、客室の気圧差を利用して床下の排気口へと素早く吸い込まれていく。空気が淀んで同じ場所に留まり続ける現象は、構造上極めて起きにくい設計だ。

窓を開けられない高速鉄道だからこそ、設計段階から高度な強制換気サイクルが組み込まれている。この基本構造を知るだけでも、漠然とした密閉への恐怖は大きく後退するはずだ。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。