なぜ洋食屋は曲がらない?失敗ゼロの極上エビフライ作り方徹底解説
揚げ物調理において最も恐怖を感じる油ハネ事故。その主原因は、エビの尾の内部に溜まった水分です。エビの尾先には「尾扇(びせん)」と呼ばれる扇状の殻があり、その袋状の内部には泥水や体液が封じ込められています。180℃前後の高温油に入った瞬間、この水分が一気に水蒸気爆発を起こし、高温の油を四方に撒き散らす結果となります。
この危険を完全に断ち切るのがエビフライ 尻尾 水抜き 油ハネ防止の技術です。尾の中央にある尖ったトゲ(尾剣)を根元から折り取り、尾の先端を斜めに数ミリ切り落とします。その後、まな板の上に尾を広げ、包丁の背を使って根元から先端に向かって強めにしごき出します。殻の内部から黒ずんだ水分が絞り出されるのを確認し、ペーパーで丁寧に拭き取れば、油ハネのリスクはほぼゼロになります。
続いて、揚げている最中やカットした際に衣が身から浮いてしまうトラブルを解消するため、エビフライ 衣 はがれない バッター液を採用します。従来の「小麦粉→溶き卵→パン粉」という三段構えは、小麦粉のつけムラや卵液の弾きによって隙間ができやすく、衣剥がれの原因になりがちです。
卵1個、小麦粉大さじ4、牛乳(または水)大さじ1、マヨネーズ小さじ1をしっかりと混ぜ合わせた濃厚なバッター液をくぐらせることで、エビの表面全体に均一な結着膜が形成されます。マヨネーズに含まれる乳化油分が衣内部に適度な気泡を作り、サクサク感を長時間維持するシールドの役割を果たします。目の細かい生パン粉を軽く押し付けるようにまとわせることで、冷めても身と衣が一体化した最高のテクスチャーが完成します。