ツービート相方の今!ビートきよしの意外な収入源とたけしとの絆
1970年代、東京・浅草。娯楽の殿堂として知られる浅草東洋館(旧・浅草フランス座)の舞台裏で、兼子二郎(のちのビートきよし)と北野武(のちのビートたけし)は出会った。当時の演芸界は、上品で型にはまった漫才が主流。しかし、ツービートが繰り出すテンポの早い毒舌漫才は、既存の演芸の枠組みを根底から壊す破壊力を持っていた。
早口で毒を吐き捨てるたけしに対し、きよしが小突きながら「よしなさい」とたしなめるスタイルは、過激なネタを日常の笑いへと昇華させる不可欠なフィルターだった。浅草のストリップ劇場の合間に立った下積み時代、食えない日々を支え合った二人の信頼関係こそが、のちの爆発的なブームを支える足腰となったのだ。