まぶたのできものはなぜ起こる?痛い・白い症状別の原因と即効治療法に関するポイントを分かりやすくまとめました。詳細な解説をご覧ください。
関西地方で「めばちこ」、宮城や広島で「めいぼ」など地域ごとに多彩な呼び名を持つ「ものもらい」ですが、眼科臨床においては麦粒腫と霰粒腫の違いを正確に区別して診断することが治療の出発点となります。
項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価麦粒腫(ばくりゅうしゅ)黄色ブドウ球菌等の細菌感染(感染率90%以上)発症から完治まで約1〜2週間初期段階での抗菌点眼薬投与により短期鎮静化が可能霰粒腫(さんりゅうしゅ)マイボーム腺開口部の閉塞・無菌性炎症自然吸収に数ヶ月〜半年以上要する例が約40%温罨法や最新のIPL治療、ステロイド局所注射が有効稗粒腫・皮脂異常角質成分の真皮内停滞(皮膚科・眼形成領域)自然消退は稀、圧出や炭酸ガスレーザーで即日除去病原体はないため感染拡大の心配はなく整容面が主眼保険診療での受診費用初再診料+点眼薬処方+処置料3割負担で約1,500円〜4,500円(切開時は加算)市販薬を何本も買い試すより経済的かつ確実な改善を期待できる
麦粒腫は急速に赤く腫れ上がり、膿点(黄色い膿の頭)が見えるのが特徴です。一方の霰粒腫は、細菌感染を伴わないため熱感や激痛はありませんが、放置すると肉芽組織が線維化し、頑固な硬いしこりとして年単位で残存することがあります。さらに霰粒腫に二次感染が起きると「化膿性霰粒腫」となり、強い痛みを伴って麦粒腫との鑑別が難しくなるため専門医の細隙灯顕微鏡検査が不可欠です。