鬼滅の刃・童磨の過去と正体!感情なきサイコパス教祖の真実
童磨の人間関係において、物語の核心に深く関わっているのが嘴平琴葉(はしびら ことは)・伊之助親子、そして胡蝶カナエ・しのぶ姉妹との宿命的な因縁です。
夫や姑から激しいDVを受け、顔が変形するほど殴打されて赤ん坊の伊之助を抱えて逃げ込んできた琴葉を、童磨は教団で匿いました。童磨は美しい容姿と澄んだ心を持つ琴葉を気に入り、喰らう対象ではなく「寿命が尽きるまで傍に置いて愛でよう」と考えていました。これは童磨にとって極めて珍しい執着でしたが、ある日、童磨が信者を喰らっている現場を琴葉が目撃したことで破綻を迎えます。
「嘘つき」「みんなを騙していたのね」と激昂して逃亡した琴葉に対し、童磨は「信者たちを救済していたのに理解されなかった」と失望し、崖へと追い詰めて殺害・捕食しました。その際、琴葉が命懸けで川へ落とした赤ん坊こそが、後の嘴平伊之助です。童磨自身は伊之助が死んだものと思い込んでいましたが、この因果が巡り巡って最終決戦での自らの破滅を招くことになります。
一方、胡蝶姉妹との因縁も凄惨を極めます。花柱・胡蝶カナエを朝日が昇る直前まで追い詰めて致命傷を負わせた童磨は、数年後の無限城決戦で妹の蟲柱・胡蝶しのぶと対峙します。姉の仇を討つべく挑むしのぶを、童磨はその圧倒的な氷の血鬼術で圧倒し、抱きしめるようにしてその全身を体内に取り込みました。しかし、この捕食こそがしのぶが一年以上かけて仕組んだ命懸けの猛毒トラップだったのです。