グレープフルーツが劇的に美味しくなる食べ方!苦味を消すプロの技
グレープフルーツ特有の苦味の主成分は、ポリフェノールの一種である「ナリンギン」です。ナリンギンは果肉そのものよりも、外皮の裏にある白いワタ(アルベド)や種、そして果実を包む薄皮に集中しています。つまり、苦味を消す方法の決定打は「薄皮と白い筋を徹底的に遮断すること」に尽きます。
果肉だけをきれいに取り出す「房取り(カルチェ)」をマスターすれば、レストランのデザートのような口当たりと澄んだ甘みを自宅で再現できます。ナイフを使った房取りの手順は驚くほどシンプルです。
まず、グレープフルーツの上下のヘタを果肉が見える深さまで平行に切り落とし、平らな面を下にしてまな板の上に安定させます。次に、包丁を果実の丸みに沿わせるように上から下へと滑らせ、外皮と白いワタを削ぎ落とします。果肉がむき出しになったら、薄皮と薄皮の間にV字にナイフを入れ、果肉だけを左右に外していくだけです。
「包丁を使うのは少しハードルが高い」という場合は、お湯を使った薄皮の簡単な取り方が便利です。ヘタを落として外皮を剥いたグレープフルーツを、熱湯(約80度)に2分ほど浸けてから冷水に落とすと、薄皮の繊維が緩んでペリペリと手で簡単に剥がせるようになります。一度にまとめて剥いてタッパーにストックしておけば、毎朝のフルーツ習慣もストレスなく続けられます。