ダイヤのA神谷カルロス俊樹の驚異!稲実を支える俊足と進化の全貌
神谷・カルロス・俊樹の最大の武器といえば、観客の度肝を抜く圧倒的な走力だ。一塁到達タイムの速さはもちろん、ひとたび塁に出ればバッテリーに極限のプレッシャーを与え続ける。相手捕手がわずかでも投球を弾けば迷わず次の塁を奪い、浅い外野フライですらタッチアップを狙える判断力は、高校野球のレベルを遥かに凌駕していた。
だが、彼の真の恐ろしさは走力だけに留まらない。広角に打ち分ける卓越したバットコントロール、長打を警戒させるパンチ力、さらには中堅手としての広大な守備範囲である。「カルロスの頭上を越えなければヒットにならない」と対戦校に絶望感を与えるセンターの守備は、投手にどれほどの安心感をもたらしただろうか。俊足巧打という言葉では表現しきれない総合力の高さこそ、彼が稲実の核弾頭と呼ばれる所以だ。