カゲプロ「エネの電脳紀行」の全貌解剖!電脳少女に宿る悲劇と救済
ストーリーテリングとロックミュージックを不可分に結びつけた立役者こそ、じん(自然の敵P)に他ならない。従来のボーカロイド楽曲が持っていた「キャラクターソング」の概念を解体し、重層的な群像劇のプロットデバイスとして楽曲を機能させた彼の手腕は、ボーカロイド音楽産業の歴史においてひとつの到達点となった。
原曲の初音ミク版が放つ尖った衝動はもちろんのこと、プロジェクトの展開とともに導入されたIA(VOCALOID)の澄み渡る歌声もまた、作品世界に新たな透明感と奥行きをもたらした。言葉がメロディとなり、メロディが物語を駆動する。その原初にして最も純度の高い衝撃が、いまもこの電脳の記録のなかに息づいている。 (出典: エネ の 電脳 紀行(Yahoo!ニュース))
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