朝の顔が見せる覚悟の裏側!谷原章介の独占激白と新境地への挑戦
司会業での華々しい成功に目を奪われがちだが、彼の本質は間違いなく演技者だ。大河ドラマ『麒麟がくる』で演じた足利義輝役の壮絶な立ち回りと散り際の美しさは、今なお多くの時代劇ファンの記憶に鮮烈に焼き付いている。刀を構えた瞬間に空気を変える圧倒的な殺気と、滅びゆく将軍の気品。それは付け焼き刃の稽古では決して生み出せない、伝統芸能への敬意と身体鍛錬の賜物だった。
芸能界広しといえど、これほど着物や甲冑を美しく着こなし、所作の一刀一足に説得力を持たせられる俳優は稀有だ。舞台で培った発声、時代劇への尽きない愛情、そして役柄の心理を解剖する知的なアプローチ。カメラの前で異なる人格へと変貌するその瞬間、司会者・谷原章介の輪郭は完全に消え去り、凄みのある一人の役者が立ち現れる。