ヒット番組を生み続ける名Mcの光と影、独占取材で明かされる真相
司会者としての手腕に注目が集まりがちだが、役者としての功績も極めて大きい。代表作となったドラマ『静かなるドン』では、主人公・近藤静也の持つ複雑な二面性を鮮やかに演じきった。
昼間はうだつの上がらない下着会社デザイナー、夜は関東最大の極道組織を束ねる総長。この強烈なギャップを哀愁とコミカルさを交えて表現し、役者・中山秀征の底力を知らしめた。バラエティ番組で培われた人間観察力と間合いの取り方が、演技の重厚感となって画面に結実した瞬間だった。