なぜミルクフェドの付録は即完売する?争奪戦を制する予約裏ワザ
かつて雑誌の添え物に過ぎなかった雑誌付録の概念を根底から覆したのが、株式会社宝島社だ。本を「グッズを売るためのメディア」として再定義し、分厚いカタログとハイクオリティなアイテムをセットにした「ブランドムック」という巨大市場を切り開いた。
出版不況が叫ばれて久しい出版・アパレル業界において、この協業は異例の成功モデルであり続けている。アパレル側にとっては全国数万店の書店網を使った圧倒的なブランドプロモーションとなり、出版社にとっては確実に実売を計算できるドル箱コンテンツとなる。両者の利害が完全に一致した結果が、現在のムック市場の隆盛だ。