はらたいら伝説の正答率と死因の真相|漫画家としての知られざる偉業
1990年代半ば、50代を迎えたはらさんを突如として原因不明の激しい倦怠感、集中力の低下、めまいや気分の落ち込みが襲いました。数々の病院を受診しても異常が見つからず苦しむ中、診断されたのが当時日本では認知度が低かった男性更年期障害(LOH症候群)でした。
男性ホルモン(テストステロン)の低下によって引き起こされるこの病態に対し、はらさんは自身の経験を隠すことなく、1999年に著書『男も「更年期」がわかる本』を発表。自らの闘病体験を赤裸々に語り、同様の症状に苦しむ多くの中高年男性に治療への道筋を示しました。
この苦しい闘病期において、最大の支えとなったのが妻の原ちづるさんでした。妻の献身的なケアとホルモン補充療法により体調を回復させたはらさんは、全国で講演活動を行い、男性のメンタルヘルスやホルモンバランスの重要性を訴え続けました。この啓発活動は、日本の医療・健康意識の向上における先駆的な功績として高く評価されています。