有吉弘行が干された理由と暗黒期|月収ゼロからの奇跡の復活劇

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有吉弘行さんが「干された」とされる最大の要因は、スキャンダルや事務所とのトラブルではなく、「急速なブームの過熱と、それに伴う実力とのギャップ」による自然淘汰でした。

1996年、お笑いコンビ「猿岩石」として出演した日本テレビ系『進め!電波少年』のユーラシア大陸横断ヒッチハイク企画で一躍国民的スターとなった有吉さん。ゴール地点の特番は最高視聴率30.5%を記録し、帰国後にリリースしたCD『白い雲のように』はミリオンセラーを達成、フォトエッセイも大ベストセラーとなるなど社会現象を巻き起こしました。

しかし、この熱狂こそが落とし穴となりました。当時の猿岩石はアイドル的な人気が先行し、芸人としての本来の武器であるフリートークやスタジオでの立ち回り、ネタのストックを磨く時間が一切ないままテレビの最前線に立たされ続けたのです。

熱狂的なブームが1〜2年で沈静化すると、バラエティ番組側が求める「笑いの瞬発力」に応えられず、次第に出演依頼が激減。「歌って旅する爽やかな好青年」というパブリックイメージが固定化していたことも災いし、泥臭いひな壇芸人へのシフトも難航した結果、テレビ局から実質的な戦力外通告を受ける形となりました。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

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