3年ぶりの夜空に舞った怒涛の光と熱気——なにわの夏を再起動させた伝説の夜と、その後の変革
多くの人々が集まるメガイベントにおいて、最大の懸念事項は常に「雑踏事故」だ。特に十三駅や塚本駅、中津駅などの最寄り駅周辺は、ピーク時に群衆で埋め尽くされる危険な構造を抱えている。2026年の大会では、大阪府警と民間警備会社が連携し、従来とは比較にならないレベルの重厚な誘導体制が敷かれた。
駅前での「DJ警察」による巧みなアナウンスはもちろん、歩道上の立ち止まりを徹底的に排除する流動警備、一方通行化された退場ルートなど、ミリ単位の群衆制御が実行された。退場時には最寄りの十三大橋や周辺エリアで入場規制が段階的にかけられ、大きな混乱やケガ人を出すことなく数十万人を解散させることに成功した。この時の警備ノウハウは、その後の全国各地の大型イベント警備の教本となっている。