元猿岩石・森脇和成は今どこに?有吉との関係と波乱の現在地を追跡
森脇を語る上で、かつての相方である有吉弘行の存在を切り離すことはできない。解散後、有吉は「毒舌あだ名命名」などを武器にどん底の暗黒期から驚異的な復活劇を遂げ、いまや紅白歌合戦の司会から各局の看板番組を総なめにする、テレビ界の絶対的なトップMCへと上り詰めた。
二人の歩んだ道は、あまりに対照的だ。世間や一部のメディアは、両者の経済的格差やメディア露出の差を面白おかしく取り上げがちだが、当事者たちの胸中はもっと成熟した場所にある。森脇は復帰後も有吉の目覚ましい活躍に対して、一貫して敬意と称賛の言葉を口にしており、そこに嫉妬や未練のような濁った感情は見当たらない。
現在、二人が頻繁に連絡を取り合ったり、テレビ画面で共演したりするような表面的な交わりはない。しかし、かつてユーラシア大陸の荒野で命を預け合い、飢えと孤独を分かち合った記憶は、他の誰にも侵すことのできない絶対的な事実として二人の根底に横たわっている。「元相方」という枠を超え、互いの選んだ生き方を遠くから静かに見守る——。言葉を交わさずとも成立する、大人の距離感がそこにはある。