コンクリート事件犯人たちの現在地!出所後の再犯と実名報道の深層
犯行現場となった住宅の住人であった湊伸治もまた、出所後に再び警察の手によって身柄を拘束されている。2018年、埼玉県川口市内の路上において、駐車トラブルをきっかけに男性の首をサバイバルナイフで切りつけ、殺人未遂容疑で埼玉県警に現行犯逮捕された。些細な口論から刃物を持ち出す短絡性は、かつて女子高生を監禁・虐待死させた当時の残忍性と寸分違わぬものだった。
湊の再逮捕は、少年法が掲げる「教育と更生」の理念がいかに脆いものであるかを社会に見せつけた。重大凶悪事件を起こした元少年に対して、十分な内省と再犯防止措置が講じられないまま社会復帰させてよいのか。警視庁捜査一課関係者からも、当時の処分に対する疑問の声が漏れ聞こえるなど、現行の司法判断に対する疑念は深まるばかりだ。