歌舞伎町ヤクザマンション潜入、元住人が語る裏社会の真実と狂気

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このマンションの歴史は、警視庁組織犯罪対策部(通称・組対)との果てしない攻防の歴史でもある。暴力団同士の縄張り争いが激化した1980年代から2000年代初頭にかけて、建物の前には常に捜査員の張り込み車両が停泊し、物々しい空気が張り詰めていた。

抗争が勃発すれば、早朝から機動隊の大型車両が周囲を取り囲み、重厚な鉄扉をエンジンカッターで焼き切って強制捜査が行われた。押収されたのは、拳銃、実弾、偽造パスポート、そして莫大な違法収益。住吉会系組織と六代目山口組系組織の緊張が高まった局面では、部屋の前に対立組織のヒットマンが潜伏し、銃撃事件へと発展した過去もある。組対の捜査員が長年にわたりマークし続けたこの場所は、まさに日本の治安史における最前線だった。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

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