伝説のカルト作『ロビンソン の 庭』長崎俊一の描く衝撃と真実
国内の単館上映から火がついた評価は、瞬く間に海を越えた。世界屈指の歴史を誇るロカルノ国際映画祭において国際批評家連盟賞を受賞。さらにベルリン国際映画祭フォーラム部門など、海外の主要映画祭で次々と喝采を浴びることとなる。
東洋のメガロポリス・東京の裏側にひっそりと存在するエコロジカルな小宇宙。欧米の批評家たちは、その前衛的でありながら普遍的な詩情に言葉を失った。日本のインディペンデント映画が持つ無限の可能性を世界に示した先駆的業績である。
メジャー資本に頼らず、過激なまでの美学を貫くスタイル。本作は海外の映画人にとっても、表現の自由と独立精神の象徴として語り継がれるランドマークとなった。