鬼滅の刃・猗窩座の過去と壮絶な最期|なぜ鬼へ堕ちたのか徹底解明
鬼舞辻無惨の配下である上弦の鬼たちは、数百年間にわたり鬼殺隊の柱を何人も葬ってきた絶対的な捕食者です。しかし、猗窩座はその中でも際立って特異な規律を持っていました。それが「女性を絶対に殺さず、喰らわない」という絶対の掟です。
鬼にとって人間を喰うことは自らの強さを高める唯一の手段であり、特に栄養価が高いとされる女性を好んで喰う上弦の弐・童磨(どうま)とは完全に対極の立場を取っていました。無惨からその特例を唯一容認されていた点からも、猗窩座の戦闘能力の異常な高さと特異性が窺えます。
なぜ猗窩座は女性を喰わなかったのか。公式ファンブック等でも明かされている通り、記憶を奪われてもなお「病弱だった恋雪を看病し、命を賭けて守ろうとした無意識の記憶」が肉体に焼き付いていたためです。弱者を極端に嫌悪し、強者との死闘を求め続けた動機も、「弱かったせいで大切な人を守るための薬も買えず、毒殺からも救えなかった自分自身への耐え難い憎悪」の裏返しでした。