ビジネスクラスとエコノミーの価格差はなぜ?お得に乗る裏ワザ解説

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航空券を購入しようとした時、表示された画面を見て息をのんだ経験はないでしょうか。同じ機体、同じ目的地へ飛ぶにもかかわらず、前方と後方で数十万円、時には100万円単位の開きが出ます。この価格変動を生む最大の要因は、空間占有率と需要の質です。

旅客運送事業を展開する航空各社にとって、機内空間は限られた不動産にほかなりません。フルフラットシートを備えたビジネスクラスの1席は、エコノミークラスの3席から4席分に相当するフロア面積を占領します。さらに、需要の波が激しいレジャー客とは異なり、ビジネス出張客は直前予約でも高額な運賃を支払う柔軟な予算を持っています。

ある航空アナリストは次のように指摘します。「航空会社の収益構造を見ると、機内全体のわずか10%から15%を占めるプレミアムシートが、フライト全体の利益の半分近くを稼ぎ出すことも珍しくありません。国際航空運送協会(IATA)の統計データを分析しても、国際線長距離便における高価格帯シートの収益貢献度は近年ますます高まっています」。つまり、エコノミークラスの低価格を維持・還元するための原資を、ビジネスクラスの運賃が補填している側面さえあるのです。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。