退職願の封筒は白無地・枠なしが鉄則!プロが明かす正しい書き方と作法

退職願の封筒は白無地・枠なしが鉄則!プロが明かす正しい書き方と作法を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を分かりやすく展開します。

書類が完成したら、封筒への封入と手渡しの所作へと移ります。どれほど美しい文字で書かれていても、書類の折り方が歪んでいたり、取り出しにくい向きで封入されていたりすると、受け取り側の心証を損ねます。

退職願は「三つ折りの正しい入れ方」を遵守します。手順は以下の通りです。

1. 便箋の文字が書かれている面(オモテ面)を上にして置きます。
2. まず下部3分の1を上に折り上げます。
3. 次に上部3分の1を下に向けて重ねるように折り下ろします。
4. 封筒の裏面(自分の名前を書いた側)を手前に向け、三つ折りにした書類の「右上の角」が封筒の右上に位置する向きで挿入します。

この手順により、上司が封筒から書類を取り出して開いた際、最初に「退職願」の標題と書き出しが正面に見える状態が保たれます。受け手に対する配慮を細部に宿すことが、ビジネスにおける敬意の体現です。

提出にあたっては、直属の上司への提出タイミングを戦略的に見極める必要があります。就業規則には「退職の〇ヶ月前までに申し出ること」との規定(一般的には1〜2ヶ月前)が存在するため、まずは社内規程を事前に確認しなければなりません。繁忙期の真っ只中や週初めの慌ただしい時間帯を避け、事前に「今後のキャリアについてご相談したく、お時間をいただけますでしょうか」と個別にアポイントを取得します。

会議室など周囲の目が届かない1対1の環境で対話し、口頭で退職の意思とこれまでの感謝を伝えた上で、退職願の手渡しマナーに沿って両手で差し出します。このとき、封筒の正面(「退職願」の文字)を相手から読める向きに回転させて渡すのが礼儀です。決してデスクの上に無言で放置したり、同僚の前で公然と手渡したりしてはなりません。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。