荒川の風が吹き抜ける埼玉・川越の地で、かつて多くのゴルファーに愛された名門の姿が変わろうとしている——伝説の河川敷コース閉鎖から月日が流れ、激変する現場のいまを追った。
詳細を見る
2026年現在、かつてのグリーンやバビロン柳が立ち並んでいた風景は一変している。国土交通省関東地方整備局が進める荒川第二・第三調節池の整備工事が本格化し、広大な掘削作業と堤防補強工事が展開されている。
このプロジェクトは、令和元年クラスの集中豪雨が発生した際、首都圏への氾濫を防ぐために洪水の一部を一時的に貯留する「巨大な遊水地」を創出するものだ。かつてゴルフボールが飛び交った広大な緑地は、首都圏数百万人を水害から防護する巨大防波堤としての機能を担おうとしている。