上の階がうるさい時の天井ドンは逆効果?報復リスクと正しい解決策

上の階がうるさい時の天井ドンは逆効果?報復リスクと正しい解決策について押さえておきたい 理由を厳選して解説いたします。

管理会社が頼りにならない場合や、深夜・早朝に受忍限度を遥かに超える騒音が続く場合は、警察への通報(110番)を躊躇する必要はありません。「こんなことで110番していいのか」と迷うかもしれませんが、警察官職務執行法に基づき、警察は現場へ駆けつけて発生元へ注意・指導を行う権限を持っています。

通報時は「事件ですか、事故ですか」と聞かれたら「近隣トラブル(騒音)です。現在進行形で上階から激しい音が響いており、直接対決によるトラブルを防ぐため現場確認と注意をお願いします」と伝えます。自身の部屋番号を告げつつ、匿名での注意を希望することも可能です。警察官が実際に訪問して注意することで、相手に事の重大さを自覚させる強い抑止力になります。

さらに被害が深刻で体調を崩した場合は、弁護士への相談が視野に入ります。弁護士による受任通知(内容証明郵便)の送付費用は5万〜10万円程度、民事調停や訴訟となると着手金で30万〜50万円程度が相場です。

裁判で「騒音による引っ越し費用」や「慰謝料」が認められるハードルは決して低くありませんが、受忍限度を著しく超える騒音測定データや、心療内科の診断書(不眠症や適応障害など)が揃っていれば、上階住人に対して数十万〜100万円規模の損害賠償命令が下された判例は複数存在します。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。