セーラームーン地場衛の真実!まもちゃんが愛される理由と設定の全貌
まもちゃんの歴代声優による表現の違いも、キャラクターの魅力を語る上で欠かせない要素です。30年以上の歴史の中で、主に2人の名優が地場衛の声を担当してきました。
初代:古谷徹氏(1990年代テレビシリーズ〜劇場版)
90年代アニメシリーズ全編を通して地場衛を演じたのは、『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイや『巨人の星』の星飛雄馬などで知られるレジェンド・古谷徹氏です。甘く伸びやかな美声と、どこか芝居がかったタキシード仮面の名口上(「一輪の薔薇と共に参上!」など)は、昭和から平成初期の少年少女に鮮烈なインパクトを与えました。古谷氏の卓越した演技力によって、キザでありながら憎めない、頼れる大人の男性像が確立されました。
2代目:野島健児氏(『Crystal』シリーズ〜劇場版『Cosmos』)
2014年からスタートした原作準拠の新作アニメシリーズ『美少女戦士セーラームーンCrystal』および劇場版『Eternal』『Cosmos』で衛役を引き継いだのは、実力派声優の野島健児氏です。野島氏は、武内直子先生の原作が持つ耽美的で繊細、かつ若々しい高校生としての衛を精緻に再構築しました。インタビュー等でも語られている通り、うさぎに対する包み込むような優しさと、宿命に苦悩する青年のはかなさをリアルな息遣いで表現し、新世代のファンから高い支持を獲得しています。