2026年、波濤に立つ「国境の砦」。日本最南端の島・沖ノ鳥島を守る極秘プロジェクトと、迫り来る危機の正体
沖ノ鳥島が国家防衛の最前線なら、一般の国民が足を踏み入れることができる「最南端」は沖縄県の波照間島だ。ここには、青く澄み切った「ハテルマブルー」の海と、満天の星空を求めて多くの観光客が訪れる。しかし、楽園のような美しさの裏で、島民は過疎化と物価高騰に悩まされている。特に燃料費の上昇は、本土からの物資輸送コストを直撃し、生活必需品の価格を押し上げている。観光による経済効果をいかに住民の生活向上に還元するか。有人島としてのプライドを保ち続けるための模索が、今も続いている。