東京駅「銀の鈴」完全ガイド!場所・行き方から誕生秘話・限定土産まで
今や東京駅の代名詞となった銀の鈴ですが、なぜ駅のど真ん中に「鈴」が設置されることになったのでしょうか。その起源は、日本の高度経済成長期まっただ中の1968年(昭和43年)にまで遡ります。
当時、東海道新幹線の開業や東京オリンピック後の急激な人口流入により、東京駅の利用者数は爆発的に増加していました。しかし、当時は携帯電話も待ち合わせの目印となる分かりやすいランドマークもなく、広い駅構内では迷子や待ち合わせのすれ違いが日常茶飯事となっていました。連日のように迷子のアナウンスが響き渡り、駅員たちも対応に追われていたといいます。
こうした状況を憂慮した当時の東京駅助役・杉浦玄蔵氏が、「駅を訪れる人たちが安心して落ち合える、誰もが一目でわかる目印を作ろう」と発案したのがきっかけでした。神社仏閣の鈴のように「人を呼び、心を穏やかにする象徴」として鈴が選ばれ、銀色の鈴が東京駅の地下に誕生したのです。