定番ハンバーガーから極上Bbqまで独占公開!アメリカ食の現在地
世界中の食文化を塗り替えた最大の原動力は、言わずと知れた巨大チェーンの台頭である。1950年代以降、マクドナルドが確立した徹底的な効率化と均一化のシステムは、世界中の外食産業に革命をもたらした。一秒の無駄も許さない厨房のシステム化は、大量生産・大量消費という高度経済成長期のアメリカの象徴そのものだったと言える。
時を同じくして、ケンタッキーフライドチキンの創業者カーネル・サンダースが秘伝のスパイスとともに全米を奔走したエピソードも欠かせない。彼らが作り上げたビジネスモデルは、単なる手軽な食事にとどまらず、ライフスタイルそのものを世界へ輸出することに成功した。しかし、均一化されたファストフードの黄金期を経て、現在の消費者はよりオーセンティックで手作りのぬくもりを感じさせるクラフト志向へとシフトしつつある。