ブヨに刺されたら放置厳禁!腫れ・かゆみを防ぐ応急処置と市販薬の選び方
適切に対処した場合でも、ブヨに刺された箇所の腫れやかゆみは通常1週間から2週間程度続きます。刺された当日の夜から翌日にかけて急激に赤く硬く腫れ上がり、2〜3日目に症状のピークを迎えます。その後、徐々に赤みが引き、皮がむけるなどして落ち着いていくのが一般的な経過です。
しかし、初期対応を誤ったり、かゆみに耐えかねて長期間掻きむしり続けてしまうと、皮膚の深部で慢性的な炎症が固定化し、「結節性痒疹(けっせつせいようしん)」と呼ばれる赤黒い硬いしこりへと移行してしまいます。
このしこりは一度形成されると半年から数年にわたって残り続け、衣服が擦れたり入浴したりするたびに強いかゆみがぶり返します。さらにメラニン色素が沈着して茶色いシミのような痕が残る原因にもなります。刺された跡をしこりにしないための鉄則は、「初期の段階でステロイドを用いて一気に炎症を叩き潰し、かゆみのサイクルを断ち切ること」に尽きます。