『王になった男』狂気の光海君と影武者!衝撃の結末と真実の記録
物語のクライマックス、本物の王が意識を取り戻したことで、ハソンの存在は最大の機密にして危険な存在へと変わる。「一国に二人の王は不要」という宮廷の残酷な法則。影武者として王の役割を果たし抜いたハソンの命運は、静かに尽きようとしていた。
ラストシーンで描かれるのは、ハソンの逃亡と、彼を逃がそうとするホ・ギュンの苦渋の決断だ。刺客の追撃をかわしながら船で去っていくハソンの姿と、彼に対して静かに深々と頭を下げるホ・ギュンの礼。偽物の王が見せた「真の王の姿」に対する敬意の現れであり、映画史に残る感動的な別れである。