実写版シンデレラの青ドレスに隠された魔法!制作秘話と特別衣装展
この伝説的な衣裳を手掛けたのは、アカデミー賞衣裳デザイン賞を複数回受賞している名匠サンディ・パウエルだ。彼女は単に美しいドレスを作るのではなく、「動きそのものが魔法に見える構造」を極限まで追求した。
ドレスのスカート部分は、なんと18層にも及ぶ極薄のシルクオーガンジーやポリエステルジャカードなどの生地で構成されている。それぞれの層には、わずかに異なる色合いのブルー、ヴァイオレット、グリーン、アクアの生地が重ね合わされた。水彩画のように色が溶け合う重層的なカラーパレットと、何層もの生地が空気を孕んで膨らむダイナミックなドレープは、映画衣装デザインにおける一つの到達点といえるだろう。