2026年「二手 店」現象の現在地:日本のリサイクル市場が世界を惹きつける理由
国内消費者の動きに目を向けると、特に10代後半から20代のZ世代における価値観の変化が著しい。彼らにとって古着や型落ちのデジタルカメラ、昭和・平成初期のポップカルチャーグッズを買うことは「節約」ではなく「自己表現のスタイル」だ。
新品を定価で購入して使い捨てる消費行動は「クールではない」とみなされる時代になった。不要になったらすぐにフリマアプリや店頭で売却し、次の欲しいものを買い直す循環型のライフスタイルが完全に定着。自分が所有する持ち物の「リセールバリュー(再販価値)」を常に意識しながら購入を判断する文化が、若年層の経済圏を力強く回している。