耳かきは一切しない方がいい?耳鼻科医が教える噂の真相と正しいケア

耳かきは一切しない方がいい?耳鼻科医が教える噂の真相と正しいケアについて徹底解説いたします。最新の情報をお届けします。

良かれと思って行っている毎日の耳掃除には、想像以上のリスクが潜んでいます。代表的なトラブルが、耳の穴の皮膚に炎症が起きる外耳道炎です。耳かきや綿棒でデリケートな皮膚を引っ掻くことで微小な傷ができ、そこから細菌やカビ(真菌)が侵入して激しい痛みや痒み、耳だれを引き起こします。

さらに危険なのが、耳垢を奥へ押し込んでしまうことによる耳垢塞栓(じこうそくせん)です。本来は手前で留まるはずだった耳垢が、綿棒の先端でピストンのように奥へ押し固められ、まるで耳栓をしたかのように外耳道を完全に塞いでしまいます。耳垢塞栓を発症すると、難聴や耳閉感(耳が詰まった感じ)、自声強調(自分の声が響く)、耳鳴りなどの症状が現れ、自力での除去は極めて困難になります。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。