パンダのしっぽは何色?実は白!黒と勘違いする理由と生態の真相
パンダのしっぽを語るうえで欠かせないのが、レッサーパンダとのしっぽの違いです。
動物学の歴史において、先に西洋で発見され「パンダ」と命名されたのはレッサーパンダでした。後に大型のジャイアントパンダが発見されたことで、区別のために「小さい」を意味するレッサーが付けられた経緯があります。
両者のしっぽの構造と特徴は全く異なります。
- ジャイアントパンダ:長さ約10〜15cm、毛色は「白」、お尻に密着して臭腺を守る形状。
- レッサーパンダ:長さ約30〜50cm、赤茶色と黒・黄褐色の「リング状の縞模様」、太くふさふさとした形状。
樹上生活を主体とするレッサーパンダは、細い枝の上を歩く際に長いしっぽを器用に使ってバランスを取ります。また、寒冷地で眠る際にはマフラーのように顔に巻きつけて防寒具として活用します。地上で過ごす時間が長いジャイアントパンダとは、進化の過程で異なる機能としっぽの毛色を獲得した好例です。