【2026年現地ルポ】新幹線延伸から2年、あいの風とやま鉄道が魅せる「地方鉄路生き残り」の劇的シナリオ
観光面の目玉であるスイーツ&ディナー列車「一万三千尺物語」は、2026年現在も予約困難な人気コンテンツとして君臨する。標高3,000メートル級の立山連峰と水深1,000メートルの富山湾が織りなす高低差4,000メートルの絶景を車窓から眺め、富山の旬の味覚に舌鼓を打つ体験は、国内外の富裕層トラベラーを魅了してやまない。
近年では英語・中文対応の車内案内システムや、沿線酒蔵とタイアップした地酒ペアリングコースなど、ソフト面のアップグレードを継続。単なる「乗る手段」から「旅の目的地」へと昇華させた手腕は、全国のローカル線から視察が相次ぐほど高評価を得ている。