芋がらとは?ずいきとの違いから失敗しない戻し方・絶品料理まで徹底解説

芋がらとは?ずいきとの違いから失敗しない戻し方・絶品料理まで徹底解説について知っておくべき ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。

文部科学省が公表する「日本食品標準成分表」の分析データを紐解くと、乾燥によって水分が抜かれた芋がらの栄養凝縮度は群を抜いています。水分が抜けた分、可食部100gあたりの栄養価は生野菜を圧倒します。

特筆すべきは食物繊維の圧倒的な含有量です。芋がら(乾)100gあたり約20g前後の食物繊維を含有しており、水溶性・不溶性の双方がバランスよく含まれています。腸の蠕動運動を促して便通を整えるだけでなく、現代人が不足しがちな腸内細菌のエサとなり、腸内フローラを劇的に改善するプレバイオティクスとしての働きを持ちます。

さらに注目すべきはミネラル群です。体内の余分なナトリウムを排出し、高血圧やむくみを防ぐカリウムが豊富に含まれるほか、骨や歯を形成するカルシウム、貧血予防に欠かせない鉄分も高水準で保持されています。昔から「産後の女性には芋がらを食べさせろ」と全国各地で言い伝えられてきたのは、出血によって失われた鉄分とカルシウムを手軽に補給できる先人の経験則に基づいた知恵でした。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。