お尻のえくぼが痛む謎!上後腸骨棘の異変と仙腸関節障害の真相

お尻のえくぼが痛む謎!上後腸骨棘の異変と仙腸関節障害の真相の全体像を詳しく解説してご紹介します。

Q1:上後腸骨棘(PSIS)の場所を自分で見つける確実な方法はありますか?
A1:立った状態でウエストのくびれ(腸骨稜の頂点)に両手を置き、そこから骨の縁に沿って親指を背中側・斜め下方向へ滑らせていきます。お尻の上部のくぼみ(えくぼ)付近で指が止まる、最も後方に飛び出た骨の突起が上後腸骨棘です。うつ伏せになると周囲の筋肉が緩み、より明瞭に骨の頂点を触知できます。

Q2:押すと痛いのですが、湿布や温熱療法は効果がありますか?
A2:立ち上がれないほどの鋭い痛みや熱感がある急性期は、炎症を鎮めるために消炎鎮痛テープ剤(湿布)やアイシングが有効です。一方で、数週間以上続く重だるい慢性的な痛みは、仙腸関節周辺の血流不全と筋硬結が原因であるため、入浴や温熱シートで温めて血流を改善させるアプローチが適しています。

Q3:上前腸骨棘(ASIS)と痛む場所が違うのはなぜですか?
A3:上前腸骨棘(骨盤の前側)と上後腸骨棘(骨盤の後側)では、付着している筋肉と担っているバイオメカニクスが異なるためです。上前腸骨棘の痛みは主にキック動作などで太もも前側の筋肉に強い牽引がかかった際に生じやすく、上後腸骨棘の痛みは体重を支える仙腸関節の歪みや座り姿勢の不良によって背面の靭帯にストレスが集中することで発生します。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。