発達障害の脳の仕組みとは?Mri画像が明かす定型発達との決定的な差

発達障害の脳の仕組みとは?Mri画像が明かす定型発達との決定的な差の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

対人関係の難しさやこだわり、感覚過敏を伴う自閉スペクトラム症の脳構造には、ADHDとはまた異なる顕著なパターンが刻まれています。感情や恐怖、他者の表情から感情を読み取る中枢である扁桃体の過活動は、ASD当事者が抱える社会的不安の根本原因の一つと目されています。

多くのASD当事者は、他者からの視線や何気ない物音に対して扁桃体が過剰な防衛反応を示します。これが「他人の感情を読み取ることが極度に疲れる」「人混みにいるだけでパニックになる」といった症状の背景にあります。さらに脳全体の配線に目を向けると、近接した局所的な神経回路は極めて密に接続されている一方で、離れた脳領域同士を結ぶ長距離ネットワークの接続が粗い傾向が確認されています。

この局所的な超高密度接続こそが、特定の分野に対する驚異的な記憶力や集中力を生み出す源泉であると同時に、環境の急な変化に対する柔軟な適応を阻む要因となっています。外界からの刺激情報が選別されずに大脳皮質へ過剰に流れ込むため、眩しさや機械音に激しく消耗する感覚過敏が引き起こされます。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。