食べたばかりなのにすぐお腹が空くのはなぜ?原因と隠れた病気のサイン
生活習慣を見直しても激しい空腹感が治まらない場合、代謝や内分泌の異常が隠れている恐れがあります。とくに注意すべき代表的な疾患が糖尿病の初期症状です。
糖尿病やその前段階であるインスリン抵抗性(インスリンの効きが悪くなる状態)が生じると、食事から摂った糖分が細胞にうまく取り込まれず、血液中に溢れかえってしまいます。細胞自体は飢餓状態に陥っているため、脳は「もっと栄養を補給しろ」と命令を出し、異常な食欲が続きます。「しっかり食べているのに体重が減る」「異常に喉が渇いて尿の量が増えた」といった兆候があれば、速やかな医療機関での血液検査が推奨されます。
もうひとつ警戒すべきなのが、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)です。基礎代謝が異常に高まり、エネルギーが猛烈な勢いで消費されるため、いくら食べても空腹感が消えません。動悸や手の震え、異常な発汗、微熱、イライラ感が併発している場合は、内分泌内科への受診を検討してください。