転職フェアは本当に意味ない?時間の無駄と嘆く真相と内定獲得の新常識
転職フェアに関してネット上で飛び交う誤解の中でも、特に求職者が足をすくわれやすいのが「服装マナー」と「参加スタンス」にまつわる問題だ。
公式サイトには必ずと言っていいほど「服装自由・私服参加歓迎」と記載されている。これを真に受け、完全な普段着(スウェットや派手なスニーカーなど)で参加すると、会場で浮いてしまい気後れするだけでなく、人事担当者の無意識のバイアスによって不利に働く。
実際の会場では、参加者の約7割〜8割がスーツまたは落ち着いたジャケットスタイルのオフィスカジュアルを着用している。採用担当者が「ブースに来た求職者のマナーや身だしなみ」を密かにチェックしているのは公然の秘密だ。特別選考の案内を出す権限を持つ担当者がブースに立っている場合、清潔感のあるビジネスウェアで臨んでいる求職者の方が、圧倒的に好印象を残しやすい。
また、最も警戒すべき心理的罠が「会場に行っただけで転職活動を進めた気になってしまう自己満足」だ。何社ものパンフレットを入れた重い紙袋を提げて帰宅すると、充実感を覚えやすい。しかし、持ち帰った資料を放置して具体的な応募や復習を行わなければ、費やした休日と交通費は名実ともに無駄骨となる。