Amazon Music HdはIphoneで無意味?噂の真相を解明

Amazon Music HdはIphoneで無意味?噂の真相を解明の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

ネット上の掲示板やSNS、オーディオコミュニティを調査すると、多くのiPhoneユーザーが「ある表示」に惑わされている実態が浮き彫りになります。5ちゃんねるのポータブルオーディオ板やYahoo!知恵袋では、以下のような声が後を絶ちません。

「AirPods Proで聴いている時、画面に『Ultra HD』の黄色いバッジが出ているから、てっきりハイレゾで鳴っていると思っていた」「高音質プランに入ったのに、正直無料プランやSpotifyと劇的な違いがわからない」という告白です。

この混乱の原因は、Amazon MusicアプリのUI仕様にあります。再生画面に表示される「Ultra HD」バッジをタップすると表示される詳細ウィンドウには、実は3つの異なる指標が並んでいます。「曲の品質(配信元データ)」「端末の性能(iPhoneが出力可能な上限)」「現在再生している形式(実際に伝送されている品質)」です。AirPods Proを接続している場合、曲の品質が「24bit/96kHz」であっても、端末の性能や実際の伝送は「24bit/48kHz(実質AAC圧縮)」と明記されています。アプリは『音源がUltra HDであること』を誇示しているだけであり、耳に届く音そのものがハイレゾであることを保証しているわけではありません。

一方で、専門店の試聴機や知人の勧めでiPhone外付けDACハイレゾ再生を初めて体験したユーザーからは、全く異なる次元の証言が上がっています。「ボーカルが息を吸い込む瞬間のかすかな摩擦音や、ホールの奥で反射するリバーブの消え際がはっきりと見えるようになった」「これまでドラムの音に埋もれていたベースラインの音程が明確に分離して聴こえる」といった、音の「解像度」と「セパレーション」に対する驚嘆の声です。この現場検証が示す通り、適切な環境さえ構築できれば、iPhoneとAmazon Music HDの組み合わせは決して無意味ではなく、極めて高品位なオーディオプレイヤーへと変貌します。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。