トイプードルとプードルの違いとは?別犬種ではない衝撃の真相と全比較
迎える際の初期費用と、毎月発生するランニングコストの差は、家計に決定的なインパクトを与えます。動物病院関係者や現役トリマーへのヒアリングから算出した実態コストを比較します。
生体価格の推移:プードル大きさ別の値段相場
ペットショップや優良ブリーダーにおける子犬の生体価格は、需要の大きさと繁殖の手間に左右されます。
- トイプードル:30万円〜60万円前後(毛色や血統、マズルが短く目の大きい「ドールフェイス」や小ぶりな個体ほど高騰し、70万円を超えるケースも頻繁に存在)
- ミニチュア/ミディアムプードル:35万円〜50万円前後(流通頭数が極めて少ないため価格が安定している)
- スタンダードプードル:35万円〜55万円前後(一度に生まれる頭数が多いため、トイのプレミアム個体よりも生体価格自体は抑えめな傾向)
トリミング料金の違いが生涯費用を分断する
プードルを飼育する上で削ることができない固定費が、3〜4週間に1回必須となるトリミング費用です。毛が伸び続ける犬種であるため、放置すればフェルト状に毛玉が固まり皮膚病を引き起こします。
トリミングサロンの現場では、犬のサイズによって拘束時間と作業人数が大きく変わります。トイプードルなら1人のトリマーが約2時間で仕上げ(7,000円〜12,000円)、スタンダードプードルになると2人体制で3〜4時間を要することも珍しくありません。その結果、スタンダードプードルの施術料は1回あたり20,000円〜35,000円に跳ね上がります。
年間12回の施術を行うと仮定した場合、トイプードルが年約12万円であるのに対し、スタンダードプードルは年約30万円以上。ドッグフード消費量(トイの約5〜8倍)やフィラリア・ノミダニ予防薬、医療費(体重別課金)の差を合算すると、15年間の生涯総飼育費はトイプードルが約350万〜450万円、スタンダードプードルは1,000万円を容易に突破します。