生理前の喉の痛みは風邪じゃない?Pms・ホルモンが招く原因と対処法
黄体期に入ると、多くの女性が「いくら水分を摂っても喉が渇く」「口の中がネバついてイガイガする」という特有の乾燥症状に悩まされます。これには、プロゲステロンが持つ特異な水分保持メカニズムが関係しています。黄体ホルモンは子宮内膜を厚く保つために身体の中心部へ水分を集めようとするため、体表や口腔内、喉の粘膜からは水分が奪われやすくなるのです。
唾液には細菌やウイルスの侵入を防ぐ「リゾチーム」や「IgA抗体」といった抗菌・免疫物質が豊富に含まれています。しかし、プロゲステロンの影響で唾液が減少すると、喉の自浄作用が低下。その結果、空気中の乾燥や会話による摩擦だけでも粘膜が炎症を起こし、PMSに伴う喉のイガイガや痛みが顕著になります。黄体期の喉の痛み対策としては、まず「粘膜が構造的に乾きやすい状態にある」と認識することが大切です。