生ピーナッツのゆで方完全版!塩分濃度と茹で時間40分の黄金比
調理に入る前に必ず押さえておきたいのが、手元にある落花生の物理的な状態です。市場に出回る落花生には大きく分けて二つの状態があり、扱い方を誤ると調理が成立しません。
生ピーナッツと乾燥落花生の違いは、豆に含まれる水分量に直結しています。畑から掘り出したばかりの生落花生は水分を約45〜50%含んでおり、指で押すと殻にしなやかさがあります。これに対して通年流通している乾燥落花生は、長期保存を目的に水分を10%前後にまで天日干ししたものです。乾燥落花生を茹でる場合は一晩水で戻す工程が必須となりますが、生落花生はそのまま茹でることでしか得られない特有のみずみずしさと香りを持っています。
泥付きで入手した場合の殻付き生ピーナッツ下処理は、流水での入念なもみ洗いが基本です。殻の網目には土や砂が入り込んでおり、これを放置したまま茹でると茹で汁全体に泥臭さが移ってしまいます。ボウルに水を張り、殻同士を擦り合わせるようにして3〜4回水を変えながら泥を落とします。この際、水にぷかぷかと軽く浮きすぎるものや、指で押してペコペコと凹む空洞の殻は未熟粒の可能性が高いため、あらかじめ選別して取り除いておくと仕上がりの均一性が高まります。