インフレとデフレはどっちがいい?物価高でも経済が望む決定的な理由

インフレとデフレはどっちがいい?物価高でも経済が望む決定的な理由についての真相をご紹介します。

Q1:消費者にとってはモノが安いデフレのほうが絶対に暮らしやすい気がしますが、なぜ間違いなのですか?
A1:デフレは短期的には家計に優しく見えますが、企業が儲からなくなることで最終的にあなたの給料カットやボーナスの削減、雇い止めにつながるからです。モノの安さと引き換えに収入の源泉が細っていくため、長期的に見れば社会全体が等しく貧しくなる負のサイクルに陥ります。

Q2:物価が上がるインフレのほうが良いと言うなら、なぜ今こんなに生活が苦しいのですか?
A2:現在の物価高が、国内の旺盛な需要によるものではなく、原材料高や為替の円安による「コストプッシュ型(悪いインフレ)」の側面を強く持っているためです。企業の賃上げが物価高に追いついて実質賃金がプラス転換するまでの過渡期には、どうしても家計に強い痛みが伴います。

Q3:インフレ対策として、個人が今すぐ始められる具体的な行動は何ですか?
A3:第一に、生活防衛資金(生活費の半年〜1年分)を除いた余剰資金について、新NISAなどを活用して株式や世界分散型の投資信託へ移行させることです。第二に、自身の労働価値を高めてベースアップを勝ち取るか、副業や転職によってインフレ耐性のある業界へ身を置くことが挙げられます。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。