布に書けるペン徹底比較!洗濯で落ちない名品と100均の決定的な違い
名前書きにおいて最大の難所とされるのが、紺や黒のスクールソックス、濃紺のジャージ、濃色ジャンパーなどのアイテムです。通常の黒いペンでは当然ながら文字が同化して見えません。そこで登場するのが黒い布に書ける白ペンです。
しかし、白ペンの購入者が最も失望しやすいポイントが「書いた瞬間は白く見えるのに、乾くと色が透けて地色が見えてしまう」「洗濯したら一発で粉状にポロポロ落ちた」というトラブルです。白インクの主成分は主に酸化チタンなどの不透明無機顔料ですが、布地に書く場合はインクが繊維の隙間に沈み込み、光の乱反射が失われて透明化したように見えてしまう現象が起こります。
この問題を回避し、濃色生地に鮮烈な白文字を定着させるためには以下の条件を押さえる必要があります。
第一に、文具・手芸専用の高濃度顔料マーカー(三菱鉛筆のポスカ極細白、またはKAWAGUCHIの布用白ペンなど)を選ぶこと。事務用の修正ペンを布に代用するのは厳禁です。修正ペンは塗膜が硬く柔軟性がないため、布地が伸縮した瞬間にひび割れて脱落します。第二に、「一筆で濃く書こうとせず、極薄く下書きした後に2度塗りを行う」テクニックが極めて有効です。1層目が繊維の隙間を埋めるシーラー(下地材)の役目を果たし、2層目を重ねることで驚くほどクッキリとした純白の文字が浮かび上がります。