思わず買う本のキャッチコピーの秘密!帯・Pop秀逸例と売れる法則
Q1:本の帯キャッチコピーは著者と編集者のどちらが考えているのですか?
A1:大半の商業出版において、帯コピーの主導権を握るのは担当編集者です。著者が中身に強い愛着を持つあまり客観視しにくい部分を、編集者が「市場でどう見られるか」という客観的な視点から研ぎ澄ませます。ただし、著者の意向や、作家同士・著名人からの推薦コメントがそのまま帯のメインフレーズに採用されるケースも珍しくありません。
Q2:読書感想文のPOPや推薦図書で、先生や友達の心をつかむ言葉のコツは?
A2:あらすじを一切書かないことが近道です。「主人公が〇〇して冒険する話」ではなく、「第3章の主人公のセリフで、私は親に素直に謝ることができた」というように、本を読んだことで自分自身の心や行動にどんな変化が起きたのかを1行で表現すると、誰もが読みたくなる秀逸なPOPになります。
Q3:小説とビジネス書・実用書で、コピーの作り方に違いはありますか?
A3:明確な違いがあります。ビジネス書や実用書は「得られるリターンや成果(時間の節約、スキルの向上、悩みの解消)」を具体的かつ論理的に提示します。一方、小説は「感情の揺らぎ(驚き、涙、背筋が凍る恐怖、切なさ)」を直感的なイメージや比喩によって想起させる言葉選びが中心となります。
Q4:キャッチコピーがどうしても思いつかないときの打開策は?
A4:読者に対する「手紙」を書いてみてください。「この本を一番届けたい友人」を具体的に1人思い浮かべ、その人に向けて「なぜこの本を読んでほしいのか」を箇条書きでメモします。そのメモの中に現れた、最も飾らない自然な言葉の中にこそ、人の心を打つ最高のコピーの種が眠っています。