車検シールの貼り方完全図解!2026年最新ルールと位置変更の真相
当メディア編集部が首都圏の車検指定工場や大手ディーラーの整備フロント担当者へ行った取材では、ユーザーの困惑が浮き彫りになっています。ある現場整備士は次のように打ち明けます。
「指定工場で車検を通すと、その場では仮の『保安基準適合標章(有効期限15日間の紙)』を貼り、車検証と本物のシールは後日郵送になります。しかし、お客様に『同封の手順書通りにご自身でお貼りください』とお送りしても、約3割のお客様から『貼り合わせに失敗してグチャグチャになった』『どこに貼ればいいか分からずダッシュボードに置いたままにしていた』とご連絡をいただきます」
SNSや知恵袋などのコミュニティ上でも、「新車の納車時に運転席右上に貼られていて、視界の隅にチラついて鬱陶しい」「ドライブレコーダーのフロントカメラの画角にシールの端が被ってしまった」といったリアルな不満の声が上がっています。特に近年の車両は先進運転支援システム(ADAS)の単眼・複眼カメラユニットがフロント上部中央に大きく鎮座しており、ドライブレコーダーやETCアンテナの設置場所と車検シールの指定位置が競合するケースが頻発しています。
現場の整備士が推奨する実践テクニックは、「外側からのマスキングテープ仮止め」です。車内から貼る前に、フロントガラスの外側から貼りたい位置の枠をマスキングテープでマーキングしておきます。車内に入ってからその枠線に合わせて貼れば、傾くこともなく、カメラの画角やドライバーの直視界を避けたベストポジションへ確実に貼り付けることができます。