四国中央市しこちゅーの正体と由来|誤解と人気の理由を徹底検証
ネット検索の入力窓にしこちゅーと打ち込むと、一部でざわめきを伴った関連ワードが散見されます。しかし、その出自はきわめて真摯な市町村合併の歴史と深く結びついています。
四国中央市は、2004年4月1日に川之江市、伊予三島市、宇摩郡土居町、新宮村の2市1町1村が対等合併して誕生しました。四国4県の結束点に位置することから命名された新しい市名を、市民や全国へ広く定着させるためのPRキャラクターとして公募・策定されたのがしこちゅーです。
公式記録によると、名前の由来は「四国中央(しこくちゅうおう)」の短縮形である「しこちゅう」に、モチーフとなったネズミの鳴き声「ちゅー」を組み合わせたもの。極めて明快かつ論理的なネーミングであり、合併直後の広報活動を担う旗振り役として満を持して世に送り出されました。決してネット上で面白おかしく揶揄されるような奇をてらった意図はなく、地域の一体感を醸成するという切実な行政課題から誕生した存在です。