「Love Dream Happiness」の真相|Ldh理念の起源と現在
LDHを取り巻くパブリックイメージには、常に「強固な体育会系」「上下関係の厳しさ」「レモンサワー文化」といったキーワードがつきまといます。ネット掲示板やSNSでは「上下関係が厳しすぎて息が詰まるのではないか」「全員が同じような日焼け・肉体改造を強要されているのではないか」といった極端な噂が散見されることも珍しくありません。
しかし、実際の現場を取材すると、実態は大きく異なっていることが分かります。かつてEXILEが確立した「礼儀・挨拶・感謝の徹底」は、夜のクラブシーンやストリート出身者たちが世間から偏見の目で見られないための自衛策であり、プロとしての社会的信用を勝ち取るための規律でした。
現在のLDH JAPANは、上場企業並みのコンプライアンス体制とメンタルヘルスケアを導入しています。所属アーティストの表現の幅も劇的に広がり、中性的な魅力を持つボーカリストや、ファッショニスタとして海外コレクションで活躍するパフォーマーなど、個人のアイデンティティを尊重する組織風土へとアップデートされています。過度な飲酒エピソードとして語られがちな「レモンサワー」も、現在では公式ブランド商品の展開やファンとのコミュニケーションツールとして洗練され、健全なカルチャーへと昇華されています。